【9日目②】中国国際航空で乗り継ぎ出来ず、帰国出来なかった話
10月21日(日)。
日本に帰れませんでしたぁーっ!!!😭
中国国際航空で乗り遅れた経験をまとめました。
万一、同じ様なケースに陥ってしまった人のお役に立てればと思います😊
中国旅行の最終日、ディレイで乗り継ぎ出来ずに帰国出来なかった記録。
文中の交渉は全て中国語だったので、引率のMが中国人相手に眼光鋭く威圧感たっぷりに折衝してくれた。
(日本鬼子は側にくっついて聞き取れる僅かな単語を拾ってただけ✈️ありがてぇありがてぇ)
①【10:30】
10/21(日)朝、西安のホテルをチェックアウトの時既に西安→北京の30分遅延情報。
北京→羽田の乗り継ぎ時間は1時間45分。
ちょっと嫌な予感が過るも、予約した迎えの車に乗り込んで西安空港へ移動。
★↑朝チェックした恐怖の運航情報😱★
★↑今日の空気も危険!でも正直どうでもいい😭★
★↑天気だってどうでもいい😭★
②【11:20】
西安空港のチェックインカウンターで間に合わないかもと言われるも、北京で走ることを考慮して荷物を預け、とりあえず羽田までバゲージスルーで搭乗券を発券してもらう。
その後不安な気持ちでゲート近くのラウンジで待機。
「帰れないかもしれん」とLINEでダンナに連絡。
★↑羽田まで発券してもらった搭乗券。★
★↑西安空港ラウンジ。動揺がスマホに共有されたのか、ボケボケである。★
★↑プライオリティパスのラウンジ、ショボショボである。中国だけにお茶はいっぱいあるけど。★
★微妙なお菓子の皆さん。★
★↑青島ビールは冷えてます。飲む気しないけど😭★
★↑菊花茶を飲んで無理やりリラックス。★
★外の売店にはHaagen-Dazs。高いよ!★
③【14:10】
出発予定時刻は13:10。14:10に搭乗開始。北京→羽田のCA183も遅延してれば間に合うかもと期待。出発は結局14:29。
他の乗客は慣れているのか、意外な事に誰も文句を言わず静かにゲートに並んで待っている。
★↑皆さん乗り継ぎ無いんでしょうかねぇ。オタオタしてるのは我々だけなのか😭★
★↑遅延理由が「会社都合(company plan)」だ…と…?💢💢💢★
★↑大人しく搭乗する乗客★
★↑席をやや前方にアサインされたのは偶然?親切?★
離陸後乱気流が続いた為か少々遅めにドリンクと軽食がサーブされる。
★↑西安発だからか暖めてある肉挟饃。ちょっと機嫌良くなる😊✨★
★↑だってもう14時過ぎだもん💨お腹空くと攻撃的になるよね!★
機内でパーサーに声を掛けられ、降機したら係員が待っているので指示に従ってくれとのこと。
広い北京空港、きっと電動乗用カートを用意してくれているに違いないと期待✨
結局、北京到着は13:25の予定が16:28。
乗り継ぎ便は北京発1510予定…。
④【16:30】
※当然ですがここから暫し画像ありません😭
降機後、小走りに係員の元へ行くも「乗り継ぎはあちらです」だけ(゚Д゚)ナニソレ💢
ここから走る。
走って走って走りまくったつもりだけど、ここがアフリカで私がヌーなら真っ先にライオンにやられるレベルの遅さ。死ぬ。ていうか死にたい。
儂に構うな、先にゆけ!😭と連れの2人に言いたくても息が切れて声も出ない。
到着ターミナルはT3。国際線ターミナルも同じT3。但しク○広いのでT3内といえどもシャトル移動がある。
走りに走ってシャトルに乗り場につき、鉄マニアとあろうものがK自ら禁断の駆け込み乗車。
車内で呼吸を整えたかと思うと国際線ターミナル駅に到着後また直走る。
厳しい厳しい手荷物検査を受け、イミグレの行列で時間が無いので先に通してくれと並んでいる人にお願いしてなんとか通過。そこから更にゲートへまた走る。ク○広い空港を呪いながら。
⑤【16:50】
漸く辿り着いた羽田行きゲートは既にクローズ…😭😭😭
カウンターのスタッフが衝撃の一言。「西安からの荷物は間に合わなかったので載せ替えていません」
(゚Д゚)(゚Д゚)(゚Д゚)
そりゃ間に合う筈無いわー!💨💨
いつ自宅に届くかわからない荷物。北京空港に放置されかねないのに置いて行くわけに行かない…。
あの距離を全速力で走ったのは何だったのかと虚しさでいっぱいになるもダメな物はダメ😭😭😭
ホテルと翌日の便は無料で提供されるので、今度はその手続きに切り替え。
西安で預けた荷物も引き取らなければ。
搭乗ゲートのカウンターを後にして、走って来た道をとぼとぼと戻る。横目で搭乗する筈だったCA183便を見ながら。
★死ぬ勢いで走ったターミナル間を虚しく戻る切なさよ……😭😭😭★
⑥【17:10】
先ずはイミグレで出国取り消し手続き。
★↑パスポートに押された貴重なスタンプでちょっと気分がアガる←開き直るw★
またシャトルで国内線ターミナルに戻る。
⑦【17:30】
続いて指定された航空会社のチケットカウンターで翌日の便への振替の手続き。
★↑↓この8番窓口ね★
同時刻の便に空席があったので発券までしてもらう。これで明日はバゲージドロップだけで済む。
こんなリーフレットまで用意されてた💨💨
★きっと良くあるんだねー(ハナホジ)★
★わりと丁寧に手順が書いてあり、なんて親切丁寧😍✨と勘違いしてしまう★
★↑同日中に航空券が手配出来ない場合は、ホテルの提供をするからここに行ってね❤️とちゃーんと書いてあるよ✨★
★↑我々の様に荷物を引き取りたい人はその手続きも忘れずに!★
⑧【17:50】
次に航空会社指定のホテル手配のカウンターへ移動。
★↑さっきリーフレットに載ってた画像と同じカウンター★
★↑日本語もアルヨ★
目印用のステッカーを渡され、服に貼り付けるも、人数が集まるまでバスは出ないらしい。
また、基本的にホテルは2名1室、1人だと同性の他人と相部屋にされるそう\(^o^)/
もうどうでもいいやww
★↑カウンターに有ったお花に癒され…たかもしれない★
⑨【18:00】
続いて羽田行きの便に乗れなかった預け入れ荷物を引き取る為に、D50という大型荷物預け入れチェックインカウンターへ(←「引き取り」じゃなく「預け入れ」。ここポイント)。
★することも無いのでちょこちょこ見に行っていたD50★
★↑暫く時間がかかるとの事で、ファミマで伊藤園の鉄観音茶のペットボトルを買い、付近のベンチで待つ。運動した後の冷たいお茶が美味しい😂✨★
近くの壁にこんなアートを見つけて癒される。
一帯一路。すべての道はローマならぬ北京に続く😂
⑩【19:00】
漸く荷物が出て来たのでピックアップし、再びホテル手配カウンターへ。人数がまとまるのを待つ。
30人程が集まっているが、ここも皆静かに座るなり立つなりして待機している。
文句や怒号が上がるんじゃないかと想像していたが、人民の皆さん冷静。
ニュースでよく報道される、日本の空港で暴れる様な中国人はどこにもいないよ(゚Д゚)
⑪【19:50】
「実習生」と書かれたネームプレートを付けた若いスタッフが来て、バスの来る空港駐車場へ全員を連れて行くという。
お腹が空いて力も元気も出ないよ😭
マスクを装着しても排ガス臭い駐車場までとぼとぼ歩いて実習生君の後をついて行く。
★↑さすが北京!!半端じゃないぜ!非常に有害!!😂😂😂★
⑫【20:00】
何組かに別れてバスに乗車。時速5km規制の駐車場の中でタイヤを慣らしながら猛スピードで走るマイクロバス。
★タイヤがギャギャギャと鳴る度に get wild のイントロが頭のなかを流れる😂😂😂★
★マジにチープなスリルwww★
それにしても空気が悪い。噂に聞いてはいたが、本当に酷い。
同じ中国とはいえ、これまで回った場所と大違い。北京恐るべし。
因みに運ちゃん、窓全開😂😂😂
⑬【20:16】
ホテル到着。「北京空港藍湾国際酒店」。
チェックイン時に明日の朝食券を渡され、夕食は後でお弁当を部屋に届けるということ、明日の空港へのピックアップは15時だということ、そして既に私と同室の人は部屋にいるという事だった。ドキドキ。
★↑周囲は便利商店が有るくらいで何もなさげ★
★ホテルロビー★
⑭【20:20】
恐る恐る部屋に入ると若いお嬢さん✨
中国語出来ないので英語で挨拶すると、なんと日本に留学中の学生さんとのこと😊
良かった!日本語出来る✨
少しお話ししていたらお弁当が届く。彼女は食堂で炒飯を食べたらしい。
明日の午前6時台の便が取れたので、午前3時頃に迎えのバスが来るとのこと。
彼女の睡眠時間を考えて、迷惑にならないよう静かにお弁当を食べた。
シャワーも朝一人の時に使うことにして着替え、メイクだけ落とすなどしてベッドに入ったのが22時頃。
とんでもない1日になったけど、長い1日を思い返してみれば怪我をした訳でも金銭を盗られた訳でもない。
貴重な経験も出来て大変だったけど図らずも北京に無料で一泊(しかも三食付き)出来たしラッキー♪くらいの気持ちになってきて「ふふふ❤️」とにんまり。
未明にそうっと起きて身支度して出て行く彼女の気配を感じながら微睡んでいるうちにまた眠りについたダラ子でした。
★暗い中で食べたがらボケボケだけど、麻婆豆腐と青梗菜炒め、豚肉の炒め物で美味しい!暖かいご飯が食べられるって幸せ!★